2003年4月24日から北国の春を探しにツアーで出かけました。
一番のお目当ては「角館のさくら」です。
お花見のツアーは賭けの要素が多く、
どんな桜が見れるのか?お天気は?ドキドキの出発です。
4月24日(木)晴れ
東京(07:20)発 「やまびこ43号」 → 仙台(09:27)着 →
バスで藤原三代の栄華を残す平泉「中尊寺」へ→
厳美渓(渓谷美) → 北上市立公園展勝地(桜の名所100選、
一万本の桜並木) → 盛岡市 石割桜 → 雫石高倉温泉泊
4月25日(金)晴れのち曇り
雫石高倉温泉 → 刺巻(水芭蕉の群生地) →
角館(桜の名所100選、武家屋敷の枝垂れ桜)・
桧木内川(約2K、約5000本のソメイヨシノ) →
田沢湖畔 → 弘前城址・弘前公園(約5000本の桜) →
鰺ヶ沢高原温泉泊
4月26日(土)雨
岩木山麓(約20Kの桜並木) → 八甲田、雪の回廊) →
奥入瀬 → 十和田湖 → 小坂鉱山跡 →
盛岡(19:39)発 「はやて28号」 → 東京(22:08)着
最初は中尊寺、藤原三代の栄華を極めた平泉、その面影を今に伝えるお寺です。
ぜひ一度は訪れたいと思っていた場所です。
ここは又、芭蕉が「奥の細道」で訪れ、その終着地であり、
あの有名な句を残した所です、歴史も文学も盛りだくさん。
「五月雨の降りのこしてや光堂」
月見坂を下って行くと、正に桜は見頃、お寺の静寂な雰囲気のなか
藤原三代の栄華を残す中尊寺・・・
義経、弁慶の終焉の地・・・結局、頼朝に滅ぼされる4代泰衡
などに思いをはせると、歴史のロマンが感じられました。
芭蕉はこの地で、その歴史を思い、
感動して句を作ったのでしょうね。
「夏草や兵どもが夢の跡」
中尊寺周辺の桜や、山頂からの眺めを撮りました。
見て下さい!
lその後、厳美渓や北上市立公園展勝地などで桜を見ました。
宿へ向かう途中、盛岡市で「石割桜」を見ました。
これは凄いです。
桜の生命力の強さを目の当たりにして感動!
刺巻は“水芭蕉”の群生地です。
林の中にひっそりと「春を告げる白い妖精」が咲いています。
“ザゼンソウ”も所々に咲いています。
林の奥には“カタクリ“の花もちょうど満開。
今年は桜もカタクリも2度見れて、シアワセ(∩.∩)にんまり
お待ちかねの「角館」。
角館は佐竹北家が治めた城下町で
「みちのくの小京都」と呼ばれ、
武家屋敷通りには昔のままの黒板塀に
樹齢300年の枝垂れ桜が調和しています。
枝垂れ桜は5分咲き、チョット早かったかな。
でも、大変な人出で人気の程が伺われます。
天気予報に反して夕方まで雨が降らなかった
(日頃の行いか(o^v^o)えっへへ)
鹿児島育ちの私は弘前城址公園の桜には圧倒されました。
話には聞いていたけど、一度に春が訪れる「北国の春」はすごい!
ソメイヨシノと枝垂れ桜が一緒に咲いてなんというあでやかさ!!
あまり人も出ていなくて、幸せな時間が持てました。
奥入瀬は雨でした。
でも、ツアーの人達は昨日の桜で満足したらしく
不平はあまり出なかったですね。
(負け惜しみじゃないって f(^_^)ぽりぽり)
雨の中少し歩きましたが、まだ雪が所々に残っています。
でも足元にはもう春の芽生えが見られました。
こんな風で3日間のツアーは無事終わりました。
さて次はもうどこに行こうかな(⌒O⌒)/~~ほんじゃ!