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中辺路の終点「熊野本宮大社」につきました。
「熊野本宮大社」は熊野三山の一つで全国の熊野神社の総本宮で、
一番山の中にあり、第一に巡るべき大社です。

檜皮葺きの落ち着いた社殿が3棟並んでいます。


実は途中の林に一皮残して皮をむかれた檜を何本も見ました、
この屋根に使われたのですね。

向かって右2棟は屋根を葺き替えてあり輝いていますが
左の相殿はまだで、くすんで見えますのでよく解ります。

大社をお参りします、小銭を一杯用意するべきでした
それぞれの王子にも賽銭箱が有るし、ここだけで5カ所もお参りしましたから
でも、これで熊野の神様に顔をつないだ事になるそうですから良いですね!

一番端っこに、小さな社があり、これは八百万の神々を祭ってあります。

私たちは中辺路から来ましたので長い階段を降りますが、普通は上るんですね。
入口の鳥居から見上げると、結構急な階段が続いていました(158段)

上皇道路(昔は上皇様しか通れなかった)を歩いて、真っ黒な大鳥居をくぐると
「大斎原(おおゆのはら)」につきます。


ここは明治22年(1889年)8月の水害時まで熊野本宮大社が有った場所です。

今は広い境内に石祠が2基あるだけですが、清浄な雰囲気が感じられます。

ここで修験者でもある語り部さんが勤行をしてくれました

でも後ろには一遍上人の碑が有ります

熊野が日本古来の神様と渡来した仏様が融合した
「神仏習合」を体現している事を感じることが出来ました。

午後にはバスで「熊野速玉大社(くまのはやたまじんじゃ)」へ
ここは朱塗りの社殿が派手やかです
大社に来ると若い人もお参りしてます、ポワースポットですものね!


表参道左側には推定樹齢1000年の梛(なぎ)の大樹があり
速玉大社のご神木です。

アップでみると蕾がついています。


八咫烏は熊野権現の使いで、三本足の烏です
日本サッカー協会のシンボルマークでお馴染みです。

黒いポストは実際使われています。

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