まず熊野の神域の入り口とされる「滝尻王子(たきじりおうじ)」を見て
熊野の全体像の説明を受けます、
ここが中辺路(なかへち)のスタートです。
今日の語り部さんは上品な女性で、いでたちもお洒落、熱心に説明してくれます、
自分の属する語り部サークルの宣伝も忘れずに。
ここは手始めで少し歩いただけですが、川風が気持ちよく吹き抜け、
これからのハイキングがとても楽しみになりました。
バスで移動後 道の駅からハイキング開始です、
「近露(ちかつゆ)王子」まで歩きます、今日の行程は3時間ほどです。
古道は杉やヒノキの林を抜けていきます、石畳のところも有ります
途中、茶屋の跡や石垣など昔を偲ばせる痕跡もアチコチにあります。
写真ではあまり伝わらないとは思いますが気持ちの良い道です、
空気が違います、日本の懐かしい風景があります。
「牛馬童子像」
これは藤原氏の策略にあって出家とともに皇位を失った花山法皇が、
呆然とした心境のまま都を離れ熊野御幸に旅立ったお姿とか、
高さは50cmくらいの小さな像ですが、熊野古道のシンボルです。
何年か前不心得者が頭部を壊したとかで頭部だけ色が違うのも哀れです。
並んで立っているのは「役行者」の像です(有った〜)
「近露王子」に到着です。
今日のお宿は川湯温泉「川湯みどりや」さん
経費節減の為、仲居さんはおかず(お茶とかは自分でやる、布団はひいてくれた)
男性が一生懸命に立ち働いて雰囲気も良く良い感じのお宿です。
名前の通り川原を掘ると温泉がわき出るとか、
露天は混浴「女性には風呂用の服が用意してありますが、
男性は自信を持って・・・」とか言ってました
部屋からの眺めが日本画のようで気に入りました
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