最終日は「熊野那智大社(くまのなちたいしゃ)」と言うより「那智の大滝」です。
今日の語り部さんは男性です、地図や八咫烏で書かれた起請文などを持って説明してくれます。
「大門坂」から左右にある「夫婦杉」を潜り抜けて古道を登っていきます
最後の王子「多富気王子(たふけおうじ)」と、起請文、この裏に約束事書いて誓うのだそうです。
この場所が熊野古道としてパンフレットなどによく使われるそうです。
振り返るとこんな感じです。
確かに杉の大木も年月を感じさせ、
樹木の間から差す日の光と樹木の影が神々しい雰囲気を醸し出しています。
大木からは不思議な力が感じられ、その幹に触れてパワーをわけて貰います
ただ、ワイヤーも目につきます、
あまりに大きな木が倒れると周りへの影響が大きいので
倒れないようにワイヤーで固定してあるのです。
途中の林の間から那智の大滝がチラと見えています。
「熊野那智大社」
同じ敷地内にある「青岸渡寺」、まさに神仏習合。
三重塔の向うに見える「那智の大滝」
階段を降りていくと「那智の大滝」につきました。
語り部さんの「あと400円払って、1口飲むと寿命が10年延びる、
2口で20年、3口で寿命まで。。。水を汲みに行きましょ」
とか言う怪しい口上につられて、ついていきます。
300円は入場料、100円は水を飲む杯の代金でした
皆さん、ペットボトルに水を汲んでます、元気で長生きできそうですね。
でも、それよりも近くから眺める滝の迫力は先ほどとは比べ物になりません、
水よりこちらを宣伝文句にした方が絶対良いのに。
この滝が那智大社の神様です。
これで私の「熊野古道を歩く」旅は終了です
「生きながら生まれ変わる『黄泉がえり』の地・熊野」を巡った3日間
お天気にも恵まれ良い旅でした。
後は名古屋駅に向けてひた走り、新幹線で帰ってきました。
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